WordPressは気軽にアップデートすることなかれ

アップデートすることは良いことだ。それまでの色んなバグが解消されたり機能の改善が図られたりしてるから。今までずっとそういう風におもっていた。

ある日、WordPressのダッシュボードでこんな表示がされていた。

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WordPressの良いところは、本体もプラグインもダッシュボードからワンクリックでアップデートできるところ。告知に従いクリックすれば全てが最新の状態になる。ここらへんはXOOPS Cubeと比べてかなり楽ちん。

で、最近、友人のサイトをWordPressで作っているのだが、日本語・英語・ロシア語のマルチリンガルにする為、qTranslateというプラグインを使用していた。

本日、新しいページを作成するためにPageを追加するとなにかおかしい。いつものように日本語、英語、ロシア語のTitleのフォームが表示されない。

で、よくみてみると、

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何々? 説明を読んでみると、

”qTranslateはあなたの使用しているWordpressのバージョンでテストをしていないから使えなよ。ここをクリックすれば使えるようになるけど、データが壊れても知らないよ”

なんと、本体はアップデートしたものの、プラグインが対応しないってかっ!

で、とりあえず脅しにひるまず使えるようにクリックすると、3ヶ国語のフォームは出てきたのだが、コンテンツは全て同じ内容になってしまっている。つまり、使えない。

その後、ダウングレードして試してみたが、それでもうまくいかない。まぁ、まだ初期設定だけでコンテンツはほとんどつくっていないから、今回はデータベースも削除してもう一度旧バージョンでWordPressをインストールをすることにする。

なにはともあれ、バージョンアップの怖さを身をもって経験できた貴重な経験でした。