日刊なかちょん No. 016 こどもの国とか感じた思いとか

昨日は横浜市緑区にあるこどもの国へ出かけた。震災後の自粛ムードと新しいテクノロジーとは無縁の場所であったので、ゴールデンともいえどもたいして混んでいないだろうとおもったが、想像以上に人がいて驚いた。

20年振りに訪れたこどもの国は、電子機器の進歩などに全く影響を受けておらず、記憶の中に広がる世界と現実とが大きな違いなく一致していた。

時間の流れは大概、ここにあったお店が無くなったとか、窓から見えていた富士山が高層マンションで見えなくなったとか、筋骨隆々だった友人がぽっちゃりおじさんになったとか、視覚的なもので感じることが多いのだが、ここでは逆に全てが昔のままのようで、ポイントポイントで、当時の記憶がフラッシュバックする。

それはまるでiPhoneアプリの世界カメラのように、道の上で思い出の映像が流れている感じ。

過去と違うのが、目に入ってくるもののとらえかた。子供だった自分には、子供は子供、大人は大人としか捉えられなかったが、夫となり父となった今の自分は、人物を家族というグループで認識し、旦那と奥さんと子供たちの力関係や結束力などを推測してとらえるようになった。

そして、自分の息子が発する言動から、自分の父親もこんな風に自分を見ていたのかなぁなどと思いをはせたりりした。

圧巻だったのが、広場にたくさんの子供達が遊んでいる風景。これを見ると本当に平和な世の中が継続してほしいと思う。

本当にそう思う。