息子がスマイルゼミを積極的にやるようになったきっかけは親の意識だった

今年の3月から現在小学2年生の息子にタブレット学習を始めさせました。しかし、初めて到着した3月はかなりやりこんだものの、すこしづつ息子の興味が薄れほとんどやらないようになってしまいました。

どうしたものかと悩んでいたのですが、10月は打って変わってほぼ毎日ミッションをこなし、それ以上に自発的に学習をするようになりました。

これが継続してくれるかまだわかりませんが、こうなったきっかけは親である私の意識を変えたことなのかなと思っています。今回はどんな風に私の意識と行動を変えたのかをご紹介したいと思います。

目次

息子に提示した条件

きっかけになったのは、ちきりんさんのこの記事。

インセンティブ・システムと弱者支援の違い – Chikirinの日記

それまでは、「宿題やらないと、パソコン禁止にするよ!」「ちゃんと◯◯をやらないと、☓☓させないからね!」というように、「決められたことをやらなければ楽しいことはできない」というちきりんさんの記事にある「規則や罰によってうごかそうとする人」でした。しかし、この記事を読んで「インセンティブ・システムで動かす」方法を取ってみることにしました。

でも、報酬によって学習する方法が本当によいのかどうか半信半疑でした。

というのも、自分が子供のとき父親からピアノをやらされていて、それが嫌で嫌でたまらず、1曲ピアノの先生から花丸をもらう都度お金を貰えるという方式をとっていたものの、それ以上に嫌で終にはピアノのレッスンをサボるようになり、そこまで嫌ならば辞めていいよとなった経験があったからです。

また、できれば楽しいこととして「スマイルゼミ」をやってほしかったので、報酬の為にこれをやるとは思ってもらいたくなかったのです。

でも、試してみました。

ちょうどちきりんさんの記事を読んだ後、息子が「ベイブレード・バースト」に興味をもち買って欲しいとねだって来たので、息子に条件をだしました。

1.宿題毎日やること
2.学校の準備を前日にやること
3.スマイルゼミを毎日2日やること

これを息子自身が紙に文字で書いて私に渡せばベイブレード・バーストを買ってあげると。

ところが、大人の私としては簡単なことだと思ったのですが、息子はこういったことを文字で紙に書くことに相当抵抗があったようで、ベイブレードは欲しい、でも、紙に書くのは恥ずかしいとかママに見られるのがいやだと泣きわめきました。

「書いて約束すれば買ってあげるけど、書かなきゃ買わないよ」という問答を1時間程繰り返し、最終的に息子は条件の文章を書き、その場でベイブレードをAmazonから購入しました。

ちなみに、購入時は息子の機嫌はケロッとなおりとてもうれしそうでした。

親が一緒に見てあげることの重要性

最近の学校の宿題は「計算ドリル」や「漢字練習」「九九の音読」「作文」などです。

連絡帳にその日の宿題が書かれているので、まずは今日の宿題は何なのかを息子に確認、彼がやる様子をそばにいて見ているということを、私が早く帰ってきた日にはやるようにしました。

しかし、【宿題の確認をする】→【宿題の準備をする(教材を開く)】→【宿題に取り掛かる】というフローがなかなか進捗しません。

なのでひとつひとつ私の方から声をかけ、「じゃあ、連絡帳ひらいてみて」「今日は、計算ドリル、何ページなの?」「まずは、問題文だけノートにかいてみようか」などとタスクレベルに落として、少しづつゴールに向けてのアクションを促すようにしました。

さらに、宿題についても子供1人に任せきりにせず親も一緒に考えたりヒントを出すなど、どんどん介入するようにしました。

スマイルゼミの「すごいきみ」を利用してみたら

ベイブレード購入の条件でスマイルゼミを毎日2個づつやることになったのですが、これも私が一緒にみて問題を解くのをサポートするようにしたら約束した2個では物足りないらしく、もっと多くの教材をこなすようになりました。

スマイルゼミには「すごいきみ」という月の課題達成状況等に応じて、ホワイト、プラチナ、シルバー、ゴールド、プラチナとレベル付けされ表彰される制度があるのですが、これまでは

3月:ホワイト
4月:ブロンズ
5月:表彰なし
6月:ブロンズ
7月:ホワイト
8月:ブロンズ
9月:なし

という状況でした。

なので、彼に対して10月にシルバーランクを取ったら、すきなベイブレード1個買ってあげるよといったところやる気を出したようで、積極的に自分からスマイルゼミのミッションという課題をこなすようになりました。

10月の結果はゴールド

スマイルゼミを毎日やるようになって、本人も「充実感がある」と妻に言うようになったとのこと。スマイルゼミのシステムとして正解の音や仕組みで心地いいつくりになっていることや、課題もいろいろと工夫されていて息子も楽しんで取り組めるようで、なかなかいい流れになってきました。

私も早く帰ったときは一緒にみたりしていましたが、そうでないときも自分からミッションをこなすようになってきています。

結果として10月は

  • 10がつのミッションを108こクリアしたよ!
  • えいごのこうざを37こクリアしたよ!
  • ミッションクリア れんぞく10にちをこえたよ!

で、シルバーどころかゴールドを達成することができました!

スマイルゼミ

まとめ

10月のすごいきみがゴールドだったので、本人の希望で今回はコロコロコミック限定の金神(ゴールドゴッド)ベイを購入することにしました。

本当は緒におもちゃ屋にいって、いろいろあるものの中から好きなものを買ってもらえるという体験をさせたかったのですが、それは次回にすることにしました。

息子からは次回もゴールドとったら新しいベイブレード買ってくれるの?ときかれたので、もちろん!と答えてあります。11月に入ってからもしっかりミッションをこなしているので、今月もゴールドは行けるでしょう。

見返りをあてにして勉強させる方法についてはどうなのかという思いもありますが、今回はそれがきっかけで本人も問題を解く楽しさをおぼえいい方向にすすんでいる感じです。

↓ スマイルゼミは各地で体験会をやっていますが、まずは公式サイトから資料請求を行うと割引などの特典がうけられるのでオススメです。