堀 正岳さんの「ライフハック大全」で紹介されていた「Rescue Time」というツールが自分の時間の使い方を変えてくれそうだったので登録してみました。
目次
Rescue Timeとは?
Rescue Timeとは、PCに専用のソフトをインストールすると、自分がどんなソフトを何分使ったかなどのログをとり、それをレポートとして紹介してくれるツールです。(ただし、現在のところ英語版のみなのでご注意を!)
1日の中でなにに何分時間を費やしたかはToggl(トグル)を使っていたりしましたが、これは自分自身で入力をしなければならないので、その入力することが面倒でほとんど活用できていませんでした。
しかし、Rescue TimeはPCの利用ソフト状況から自動的にログを収集し、かつ、レポートをだしてくれるとのこと。
仕事では電話や打ち合わせなどもありますが、自分でマネージできるタスクはメールや資料作成などほとんどがPCを利用しているものなので、どのソフトを利用しているのかのログが取れれば、自分の行動分析ができそうです。
プランは簡易機能の永久無料版と詳細機能の月9ドル(年間72ドル)の2種類
Rescue Timeのプランは簡易機能のフリープランと詳細機能が使える月9ドルのプレミアム版の2種類。無料版は期間限定ではなくずっと無料で使えますが、機能はかなり絞られている様子です。無料版と有料版の機能の違いを表にしてみたのでご覧ください。
無料版 | 有料版 | |
---|---|---|
記録できること | ウエブサイトやPCアプリ | ウエブサイトやPCアプリ、PC以外のこと(会議、電話など) |
レポート | 週次メールレポート | とっても細かいレポートやゴール達成状況の通知 |
過去ログ | 3ヶ月間 | ずっと |
私も当初は無料版でどんなものかみてみようとおもいましたが、特長を表にしてみたら有料版の機能を堪能してみたくなり、最初からPremium版で試してみることにしました。ちなみに14日間は無料でお試しできます。
登録してみた!
まずはRescue Timeの公式サイトを開きます。
右上にある「SIGN UP」ボタンをクリック。
無料版と有料のプレミアムプランを選択します。先程表にした色んな機能がつかえるプレミアムプランの14日間無料トライアルで申し込み。
プレミアムプランでは登録時に年間プラン(72ドル)か月額プラン(9ドル)を選択します。使う気マンマンなので年額プランで登録します。
登録時に支払い情報を登録する必要があり、クレジットカードの番号を入力するかPayPalを選びます。カード番号を入力するのはなるべく避けたいので、PayPalを利用することにしました。
無事にPayPalで登録が済むとPayPalで登録しているメールアドレスが表示されます。これで、Sign Upします。
登録完了。ウエルカムメッセージと今後の流れが表示されます。
同時に、Rescue Timeのアプリが自動的にダウンロードされました。ダブルクリックでインストールします。
Rescue TimeのアプリをApplicationsフォルダに移動して実行。
RescueTimeにコンピュータ制御を許可します。
左下にある鍵マークをクリックしアンロックしてからRescueTimeにチェックをいれます。
メールアドレスをフォームから入力して、いよいよRescueTimeが利用できます。自動的に次の初期設定ページに移動します。
初期設定
初期設定では、「Tell us what you think is productive or distracting(あなたの考える生産的な行動と非生産的な行動を教えてください)」と出るので、生産的な行動を上位3つ、非生産的な行動を上位3つ設定します。
選択できる行動カテゴリです。生産的・非生産的の両方共同じです。
私が選択した生産的な行動はSoftware Development、Reference & Learning、 Business。これを選ぶとmost people mark that as productive.と表示され、まあ普通そうだよね。という感じです。
非生産的な方は、Social Networking、News & Opinion、Entertainment。こちらも同様にmost people mark that as productiveと表示されました。
あとはタイムゾーンとPrivacy Optionを選択します。
基本、そのままでよいとおもいますが、面白いのが「Ignore adult content?」があること。
「Time logged for sites we recognize as adult-themed will be rejected at our servers and no time will be logged.」となっており、アダルトコンテンツをみている時間はログから削除してくださるそうな……。
いろいろ気を使ってくれるアプリです(笑)
Finish Upボタンをクリック。
以上で初期設定終了。
10分以内に何に時間を費やしているかが表示されます。
1週間ごとにレポートがメールで送られます。
先程選択した、生産的&非生産的な行動カテゴリにもとづいて、RescueTimeが独自に私のゴールを2つ設定してくれました。
それは、1日2時間以上Software Developmentをすることと、1日2時間以内に非生産的な行動を抑えること。
これはわかりやすい。というか、今まで非生産的な行動って1日どれぐらいとっていたんだろう?
Androidアプリとブラウザプラグイン
スマートフォン用のアプリがあるそうです。残念ながらiOSはなくAndroidのみとのこと。
ChromeとFirefoxブラウザのプラグインがあります。こちらいれておきましょう。
ワンクリックでレポートがみれるようです。
まとめ
以上、RescueTimeの登録をしてみました。
自分が何にどれぐらいの時間を使っているのかを把握することは、自分の本当にやりたいことや、結果を出すためにとても重要なことだとおもいます。
とはいっても、自分の行動分析をすること自体がかなり手間のかかることなので、RescueTimeの様に自動的に行動ログをとってレポートしてくれるソフトは、年間72ドルの投資金額とは比較にならない結果を自分にもたらしてくれると思っています。
あとは、そのツールを使う自分次第。モチベーションの継続も兼ねて、引き続きRescueTimeの利用状況については報告していきます。