第1の脳と第2の脳のシナプス形成について

NozbeとEVERNOTEを使いはじめ数日。思考整理をNozbe、記憶整理をEVERNOTEとして、それらを第2の脳の様に活用するためには、自分のリアルにある第1の脳との間にシナプスが形成されるような仕組みづくりが必要。

残念ながらマトリクスのように我々の肉体には直接接続できるプラグソケットは無いので、シナプスの形成には視覚を基本にした言語や映像によるインプットと、キータッチやフリック、マウスジェスチャーなど肉体を利用した物理的アウトプットが必要となる。

しかし、その双方向のデータのやり取りをどのようにしていくかが導入にあたって立ちはだかる障害でボトルネックになるところ。そこで第1の脳と我々の肉体に求められるのは、処理をしていく為のフローチャート、データ格納に必要なラベリングルール、そしてそれらがスムーズに実行できるようになるための熟練。

それが可能になれば、第1の脳からiPhoneやPCなどの端末を通してクラウド上にインプットされ、きわめて効率良くバッチ処理に進み思考のプロセスや記憶の情報が第2の脳に格納することができる。

ここ数年、世に溢れる絶対的な情報量は爆発的に増加し、今まで境界線が引かれ分割されていた分野はその境目がなくなり、かつ産み出されたものモノはあっという間に陳腐化するような状況になった。

一方、電子データの処理速度、通信環境、物理的な大きさなど、かつて何をするにもボトルネックになっていた部分が次々と解消し、顧客の要望を実現可能にするには技術ではなく、チームや個人のもっている能力に委ねられることが多くなった。

なので、ある人には多大な時間とコストが必要なことでも、別の人にとってはわずかの時間とコストでできてしまうなんてことも、ゴロゴロしているなんていう状況。

自分のビジネスをしている照明業界もそんな状況であったりするので、もはや第1の脳だけでは思考も記憶も処理が追いつかず、第2の脳をセットアップして稼働できる状態にすることが、今の自分に必要なことなのだろうと思ったりする。

Nozbe

Nozbe

EVERNOTEについては、こちらの本がお勧め

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北 真也
技術評論社
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