40歳からのランニングは心拍数管理で疲労のコントロールをしよう

ランニングのログを取るためにガーミンのランニングウォッチ235Jを購入しました。

結果的には心拍数や睡眠時間、毎日の運動量など生体ログツールとして自分のいろんなデータを取得できるだけではなく、今まで意識のなかった運動中の心拍数レベルに注意すれば、運動後に残る疲労度のコントロールもできることがわかり、ガーミンのランニングウォッチを購入したことも、そして他のモデルよりもちょっと値段が高い235Jという機種を選んだことにもとても満足していますのでご紹介します。

目次

購入したきっかけ

これまでランニングは続けていたり休んだり。最近は休み気味でしたが糖尿病や透析患者になった場合に日常生活で制約されることの話などを知り、健康管理は自分にとっての重要事項としてランニングを再開することにしました。

それまではiPhoneのRunkeeperというアプリを使用していましたが、

  • iPhoneを破損し修理したのですが今後はなるべく安静状態で使用したかったこと
  • 友人がガーミンのランニングウォッチを使っていてRunkeeprで取れないパラメーターの話をしていたこと
  • ランニングコースやタイムなどの正確性をなるべくあげたいとおもったこと

などから購入を決定しました。

GARMIN(ガーミン) ランニングGPS ForeAthlete 235J BlackGreenがやってきた!

Amazonで見ているとけっこう品切れでなんとか在庫にあったGARMIN(ガーミン) ランニングGPS ForeAthlete 235J BlackGreenというモデルを購入。

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装着してみて一番最初に感じたのは「軽い!」というところ。ここ5年ぐらい腕時計をしない生活を続けていましたが、思った以上に軽く感じました。

Garmin235J

腕時計だけで心拍数を取る光学式心拍計がいい!

Garmin 235J

235Jの後ろ側には、写真の様に緑のLEDが光る光学式心拍計が付いています。

ちなみに、ガーミンのランニングウォッチにはいくつか種類があるのですが、

220J : 心拍計なし
230J : 心拍計あり、ただしトレーニング中のみ計測
235J : 心拍計あり、日常生活でも計測できる

というような違いです。

ガーミンのランニングウォッチを探している人向けに、機種ごとの違いを私が必要とする機能にて説明すると下記のような違いです。

心拍計は必要ないと割り切ってGPS機能がついたランニングウォッチを探しているなら220J

トレーニング中のみ心拍数の記録をしたいと考えていれば230J

日常生活の中でも心拍数の記録を取りたいと考えていれば235J

心拍数計測について

これまでランニングをする際に気にしていたのは1kmあたり何分で走っているかというタイムだけだったのですが、実際に自分でタイムをコントロールする、つまり走るスピードをコントロールするのはあくまでも自分の感覚に頼るしかありません。

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しかし、新しく購入したガーミンの235Jは上の写真の様に心拍数を常に数字で確認することができるので、ランニングの最中もなるべく心拍数を160以上に上がらないようにしようとコントロールすることができます。

下の絵は別々の日に行った8kmと3.4kmのランの時の心拍数ゾーンの時間です。

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こちらは8km走ったときのデータ。ほとんどの時間を心拍数140-157bpmのゾーン4で走ったことがわかります。また、158bpm以上であるゾーン5は全体の1%である22秒のみ。

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こちらは3.4kmを走った時のデータ。心拍数158bpm以上の真っ赤なゾーン5が全体の56%を締めていることがわかります。

私としては普段は4km程しか走らないので、8kmは慣れていない長い距離だったのですが、走行中はなるべく心拍数が150bpm程度になるよう超えそうになったらスピードを落としたりリラックスして意識していました。結果として8kmを走り終えた後も息が上がらず汗もごく少量で、疲労度はそれほどでもなく、もうしばらく走り続けることができた状態でした。

一方、3.4kmの方は息が上がり終了した後に汗が滝のように流れ、体としてはかなり疲労した状態でした。

運動による疲労を仕事に影響させないためには心拍数のコントロールが重要

40代ぐらいになるとなかなか自分の時間がとれず、ランニングをするのも早朝か夜になるとおもいます。早朝のランは気分的にも良いのですが、仕事中に疲労が残っているといざというときに気力が出せないので避けたいところです。

心拍数がその後の疲労に影響があるというのは、検索するとたくさんでてくるので自分が知らなかっただけなのですが、具体的に数字で心拍数を把握しランニング中の心拍数の変化も記録として残せることで、今後は健康の為のランニングと疲労によるダウンタイムのバランスをうまくコントロールできそうです。

まとめ

生体ログツールは、2013年に「UP by Jawbone」を購入し睡眠時間や運動量の管理などをしようとしていました。しかし、iPhoneとの同期に手間がかかったことと、すぐに壊れてしまったため、あまり役には経ちませんでした。

今回、ランニングの為のツールを探していたところ、ガーミン235Jは生体ログツールとしての機能もあるためこの機種に決定しました。ちなみに、心拍計のついていない220Jの2万3千円と比較すると235Jは高いですが、「腕時計」という商品と自分の「健康への投資」と考えると、235Jの3万6千円というのは、それほど悪くない投資だと感じませんか?

あと、ランニングについても心拍数だけでなく、ケイデンスやストライドなど、今までiPhoneのアプリでは取得できなかったパラメーターがとれるようになるので、自分の走り方の改善にも役立ち楽しそうです。

ということで、この投資の回収をすべくこれからもランニングウォッチガーミン235Jを使ってランニングをやっていきたいと思います。