簡単にWindowsPCの画面を無線で表示できる「マイクロソフトワイヤレスディスプレイアダプター」をご存知でしょうか?
「Miracast(ミラキャスト)」とよばれる技術が使われており、WiFi経由でPCやスマートフォンなどのディスプレイをミラーリングすることができます。AppleのAirPlayと違うのはこれが公開されたオープンな技術であること。その為、Miracastに対応しているディプレイや端末同士であれば、気軽に画面のミラーリングができることがメリットです。
「マイクロソフトワイヤレスディスプレイアダプター」はこのMiracastを既存のディスプレイでも簡単に利用するための製品です。
目次
マイクロソフトワイヤレスディスプレイアダプター
製品はUSB端子とHDMIがケーブルでつながっているシンプルな構造。
持ち運びするときは、付属しているコネクターでこんな風にします。
USBとHDMIがケーブルでつながっていますが、このUSBはあくまでも給電のためのものでPCと接続するわけではありません。上の写真のようにUSB端子があるディスプレイなら直接給電ができもう片方はHDMI入力に差し込みます。
ケーブルの長さは30cm。ディスプレイと端末が受信できる距離は7m程です。
マイクロソフトワイヤレスディスプレイアダプターの起動にはちょっと時間がかかる
ディスプレイにマイクロソフトワイヤレスディスプレイアダプターを接続して電源をいれるとこのような画面が表示されます。
しばらくすると「接続の準備ができました」と表示され、ここでPCやスマートフォンの方で接続のための設定を行います。
こちらはPC側の画面。接続をしているところ。
ディスプレイ側にもこのように「接続中」と表示されます。
しばらくすると無事にPC側の画面がワイヤレスでディスプレイやプロジェクターに表示することができます。ただし、Windows8.1以降しか対応していませんのでお気をつけください。
動画で紹介
実際にマイクロソフトワイヤレスディスプレイアダプターを使っている様子を動画で撮影しました。
まとめ
Miracast(ミラキャスト)という技術は特定の企業に依存することがないオープンな規格なので、今後、スマートフォンやPCなど多くの製品が対応していき将来的にはプロジェクターやディプレイがPCやスマートフォンと当たり前の用に無線で接続できるようになるでしょう。
ただ、現段階ではMiracastに対応していないディプレイも多いので、そんな時はコンパクトで持ち運びもでき、簡単に接続できる「マイクロソフトワイヤレスディスプレイアダプター」を用意しておくのがオススメです。
マイクロソフトワイヤレスディスプレイアダプターは、下記のマイクロソフト公式サイトにて¥7,538(税込み:2016/12/3時点)で販売されています。