昨日は妻が1日外出の為、息子と一日過ごしていたのだが、けっこう朝早くから息子が起きてしまったので、huluで子供用の映画をと探し、『河童のクゥと夏休み』という映画をみてみた。
子供用と思って見始めたのだが、いきなり河童が侍に刀で斬り殺されるという出だし、GANTZばりのリアルな血しぶき。子供に見せて良い物かどうか迷ったのだが、とりあえずそのまま見てみた。
内容は江戸時代に地震で地割れに閉じ込められた子供の河童が、現代になって小学生の男の子に見つけられ、その家族とともに日々を過ごし、そして別れるというストーリー。
設定が東久留米に一家4人でマイホームに住む家族の物語。
てっきり、宮崎駿っぽいほんわかしたものを想定していたのだが、実際は、小学校の友達といじめの話、めずらしいものに群がるマスコミや近所の人など、あまりにもリアルで生々しくて、なんとも言えない毎日の物語。
感情移入させられるわけでもなく、かといって見ていて退屈するわけでもなく、ただただストーリーが進んでいく。
結論から言うと、とっても面白かったんだけど、なんかすごく客観的な視点で見られる映画だった。