昨日、今年初のエッセンシャルライトのイベントを開催しレイヤードライティングとYahoo!JapanさんのYOLPの話をしてきました

 

 

 

昨日は、昨年の震災後に立ち上げたエッセンシャルライトのイベントを開催しました。

このエッセンシャルライトは、震災後の都市の照明の状況を記録していたのですが、去年の10月にひとつの節目を迎え、これまで調査した結果から今後の活動方針を3つ提示しました。

それが、

1.レイヤードライティング
2.タスクアンビエント
3.インターナショナルダークスカイ

です。

で、私としては去年のOSC Tokyo FallでYahoo!JapanさんのセミナーできいたYOLPのサービスが、一番目のレイヤードライティングを活用するのにとても便利なのではないかと思ったのです。というのも、位置情報と照明器具の情報をレイヤーで分類してYOLPのカセットとしてデータを登録することで、都市の照明をヒートマップで表示することができ、レイヤーごと、もしくは、レイヤーを重ねた照明器具の存在の密集度が、ビジュアルで表すことのできる可能性が見えたからです。

そうすることで、このエリアはこのレイヤーの照明をなくすと照明器具が少なくなるなとか、このエリアはこのレイヤーの照明がなくても、それなりに明るさは保てることができるだろうなどと、地図情報に重ねて多くの人が認識することができるのではないかなと。ということで、昨日のイベントでは、そのレイヤードライティングとYOLPのサービスをつかったヒートマップのことをお話しさせてただきました。

ただ、これを実行するにあたっては、データのフォーマットと調査方法、プログラミングなど、いろいろ越えなければならない壁があるので、まずはごく狭い範囲で実際に街を調査してみて、その結果を元に今後のことを考えようという話になり、次回のイベント(2/8)では、なにかと縁のある浅草の街の調査を実行することとなりました。

ということで、自分が仕事として携わっている照明と、今、自分が勉強しているITの技術をつなげる活動が今年はできそうな感じです。2月のイベントはきっとかなり寒いことが予想されますが、多くの人とカタチが作れそうで楽しみです。

エッセンシャルライト ジャパン プロジェクト | ステキなヒカリをつくろうプロジェクト:これからの照明と節電を考える