株式会社KDDIウェブコミュニケーションズが運営するCPIのレンタルサーバーにはCMSインストーラーという機能があり、XOOPSやPukiWiki、WordPressなどを簡単にインストールすることができる。ただし、XOOPS Cube Legacy については現在のところバージョンが2.1.7の為、文字コードをUTF8で利用したいとか、新しいXOOPS Cube Legacy 2.2を試してみたいなどというときには自分でインストールする必要がある。
しかしながらこのCPIのサーバーに自分でXOOPSをインストールする場合には2つの問題がある。ひとつはそのままではphpが動作しないようになっていること、もうひとつは標準の文字コードがEUC-JPに設定されているため、UTF8で利用する場合は文字化けが発生するかもしれないという問題。
ネットでいろいろ検索したところ、自分なりに解決方法がわかり、次のように対応したところ無事にインストールをすることができたので防備録としてここに残しておく。
方法
1.”AddHandler x-httpd-php528 .php”と記載した”.htaccess”のファイルを作成し、インストールするルートフォルダに設置する。
【参考】 CPIオンラインヘルプ PHPをするには
2.コントロールパネルの【お客様情報】から【プログラムのパスとサーバの情報】をクリックし、使用するPHPと同じバージョンのphp.ini情報をテキストファイルにコピーする。そして、テキストファイルにある”register_globals”をoffからonに書き換えて保存。先ほどの.htaccessと同じルートファイルに設置する。
この時点でPHPが動作するようになっているので、ブラウザからURLを入れてinstallが始まるかどうかを確認する。
3.先ほど変更したphp.iniをまた開き、
efault_charset = UTF-8
mbstring.internal_encoding = UTF-8
と変更して保存。変更したphp.iniをアップロード。
【参考】 CPIでWordpressの日本語が入力できない Hiromitz@blog
以上で設定完了。あとは通常通りXOOPSのインストールを進めれば目的は達成できると思う。