久しぶりにWindowsPCを購入したいと思っています。
用途としては、Windows Mixed Reality(Win MR)、通称イマーシブと呼ばれるヘッドセットを購入して、MRコンテンツを体験したりコンテンツをつくるためです。
具体的なPC購入の目的は以下の3点。
- Win MRのコンテンツを楽しむこと
- PremiereやAfter Effectを使ってVR動画を制作すること
- Unityを使ってVRアプリケーションを作ること
で、いろいろ情報収集していたところ、Win MRを使うにあたってPCに投資すべきポイントはグラボのようでここに一番こどわったほうがよいと。
なぜならば、今後、Win MRの性能があがる場合、それは解像度が上がることになり、そうなると処理するスピードはグラボの性能が一番影響するから。
というのも、先日、第2回 Windows MR イマーシブヘッドセットかけ比べ会にてWin MRヘッドセットを6種類かけくらべをさせていただいたところ、SamusngのOdyssey(オデッセイ)の没入感がダントツだったのですが、Odysseyは他5社のWin MR機より唯一スペックが上で、有機ELパネルと解像度が1,400×1,600といったスペックになっています。
他5機種の解像度は1440×1,440なので、この解像度の差でも十分、Odysseyの没入感の違いを体感できるほどでした。
これからWin MR機がもっと普及するにあたって、いちばん重要な要素が没入感、それに直接影響する解像度の性能アップは必須になり、解像度アップしたときに支える性能としてグラボがあるので、Win MRの為にPCを購入するのであれば、グラボを優先にスペックを選ぶのが一番重要との結論になりました。
なので、いくつかの機種のスペックと価格を見たところ、GEFORCE GTX 1080Ti搭載機で25万円ぐらいの予算帯のものが、今回の私の求める機種になりました。
以下、主要スペックポイントです。
- デスクトップPC
- グラボはGEFORCE GTX 1080Ti
- CPUはi7-8700K
- SSD500GB程度とHDD2TB以上の組み合わせ
- メモリ16GB以上
このスペックにてドスパラ、マウスコンピューター、パソコン工房の3社の製品で検討する為の表を作成。
メーカー | 品名 | CPU | メモリ | グラボ | ストレージ | 価格(税抜) |
---|---|---|---|---|---|---|
ドスパラ | ガレリア ZZ (8700K) | i7-8700K | 16GB | GTX1080Ti | SSD500GB HDD3TB |
249,980 |
マウスコンピューター | G-TUNE NEXTGEAR i670PA1 | i7-8700K | 32GB | GTX1080Ti | SSD480GB HDD3TB |
249,800 |
パソコン工房 | LEVEL-R037-i7K-XNA-GCP | i7-8700K | 16GB | GTX1080Ti | SSD480GB HDD2TB |
209,980 |
目次
ドスパラ ガレリア ZZ (8700K) 249,800円+税
ドスパラのゲームパソコン(ゲームPC) 「ガレリア」シリーズ。
ケースはとてもシンプルでオシャレ感ゼロだが、本当に必要な部分にだけお金を注ぎ込んだイメージ。ゲーミングPCだとキーボードやマウスなどは別売りとなっているメーカーが多いが、こちらは標準で付属されている。
また、Steamウォレットにも利用できるドスパラポイントが購入代金の約1%程度付加されるのもプラスαのポイント。
マウスコンピューター G-TUNE NEXTGEAR i670PA1
乃木坂46がイメージキャラクターになっているマウスコンピューター。ゲーミングPCはG-TUNESのブランドで、中でもZ370のマザーボードを使ったラインナップがNEXTGEAR i670シリーズ。購入候補はその中でも最上位の「プラチナモデルカスタム」。
大きな特長は同じ価格帯でメモリが32GBになっていること。私の用途では16GBあれば特に問題はなさそうですが、メモリはあるにこしたことはない要素。他ではメモリを16GB追加しようとするとプラス25,000円程かかるのでその分がプラス要因。
パソコン工房 LEVEL-R037-i7K-XNA-GCP
探しているスペックの予算的には税別で25万円程なのですが、パソコン工房ではこのスペックが21万である。
正直価格がやすいのでちょっと不安になるのですが、パソコン工房の販売するLEVELというシリーズはモニター・ディスプレイのブランド「Iiiyama」製で、国内生産&JapanQualityを売りにしており工場は長野県の豊野工場。
過去自分も使っていた「Iiyamaディスプレイ」のブランドと、サイト自体にも国内生産と品質を売りにしていることで、ちょっと値段が安い不安は消えつつあり、現時点ではパソコン工房の製品に心が傾いています。
まとめ
ということで、この3社でカスタマイズなどもしながら最終的な選定をしていきたいと思います。
2011年3月にPanasonicのLet’s Note S9からMacBookPro13incに移行してから今に至るまでずっとMacでしたが、Windows MRに取り組むこと、Macだとそもそもグラフィックボードの選択肢が乏しいこと、さらには最近はWindows自体が使いやすくなってきたこともあり、今回のゲーミングPCの導入はかなり楽しみなところです。
では!