ブラインドタッチは今から四半世紀程前の大学時代にPC98の「クムドールの剣」というゲームで覚え、大きな問題もなくやってきました。
しかし最近、自分が考えるスピードとキータイプをするスピードの差を強く感じるように。
昔から日本語はローマ字入力で、自分がブログを書くようになって他の人の話から「かな入力」や「親指シフト」にすると格段にそのスピードがあがるというような話はきいていたのですが、実際に切り替える行動はとっていませんでした。
そんな中、Kindleunlimitedで見つけたこちらの本で親指シフトのことが紹介されていて、これを機会に自分も取り組んでみることにしました。
目次
親指シフトの環境づくり
まずは自分のMacに親指シフトが使える環境づくりをしました。環境や親指シフトのことは下記のサイトにまとまって書かれています。
3日で覚えるMacで親指シフト、設定と練習方法のまとめ| IDEASITY
自分のMacは、MacBookPro15Retina OS 10.9 標準キーボードなので、親指シフトのキー入力設定はKarabinerというソフトをインストール。
Preferencesで、下記キャプチャの様にチェックを入れると親指シフトの入力をすることができます。
とはいっても、親指シフトでタイピングできるようになるまでは時間がかかるので、従来の入力方法と親指シフトの切り替えができるようにしておきます。
PreferencesのProfilesというタブから、Make new profileをクリックすると2種類のprofileを登録できます。
Normalという、何もチェックしない状態をひとつProfileとしてつくっておいて、もうひとつOyayubiという親指シフトのProfileを作りました。
Configurationにある”Show profile name in menu bar”にチェックをいれることで、画面上部に簡単に切り替えられるメニューが表示されるので便利です。
これで設定は完了。エディターで打ってみたところ、無事に親指シフトでの入力ができました。
親指シフトは効果あるの?
自分が親指シフトをはじめたことをFacebookに書いたところ友人から下記のコメント。
まっさらの人が一通りのキータッチを覚えてそれなりに入力できるようになるまでに要する期間は、ローマ字:1〜2週間、かな入力:2〜4週間、親指:1ヵ月〜 という感じでした。(かつてワープロスクール講師をしていた時の印象)既に他の入力方法をマスターしている人が親指シフトに移行するのは逆にハードルが高そうな気もしますが頑張ってください。
一旦マスターした後の日本語入力速度はローマ字を100として、かな入力が200〜300、親指シフトは500〜 くらいの差はあります。練度によりますが。
ものすごく早いローマ字の人とものすごく遅い親指シフトの人を比較したらそんなに差はつかないと思いますけどねー。タッチ数が圧倒的に少ないので慣れると早いのは確かですよ。
※ただし和英混植には弱い模様
後から5倍は言いすぎたかもとのことでしたが、切り替えのハードルは高いけど、それを十分上回る果実を得られることは間違えなさそうです。
親指シフトの練習方法
まずはWikipediaに掲載されている画像を印刷して見えるところに貼っておきましょう。
あとは、脳の中の言葉のイメージと手の動きをつなげる為に、ひたすら練習あるのみ。
NICOLA派宣言 | NICOLA 日本語入力コンソーシアム
正直、どこに書いてあるか探すのもストレスだし、ミスタイプしまくるのもストレス。これって、iPhone3GSを使い始めた時にフリック入力をやった時のストレスと同じ。でも、フリック入力よりもストレス度が高い!
まとめ
語学もそうだけど、頭にあることがうまく出力できないってすごくストレスですよね。でも、これを乗り越えることで入力スピードは確実にレベルアップできるので、ブラインドタッチできなかったあの頃に一旦戻り、がんばってみたいとおもいます。