震災後、いたるところが節電により照明を落として暗い空間が広がっている。中には照明を落としたことに気づかないほど意味の無かった光もある一方、それまではなんでもなかったところが暗闇によって人々が恐怖を感じたり、気づかれずにその存在意義を伝える手段を失ってしまったりしていることもみかけることが多々ある。
そんな状況を目にするたび、自分は照明を手段として使い人を幸せにするという仕事をしてきたつもりではあったが、こういうときこそ、正しい光の使い方を情報発信するべきではないのか?と問いかけをしていた。そして、その手段をどうするべきか?どんな行動を起こすべきか? というようなことを考えていた。でも、実際の行動には結びついていなかった。
そんな中、友人であり照明デザイナーでもある岡安泉氏が、Twitterでこんなつぶやきをした。
つづけて、
岡安氏は今回の震災で、テキスタイルコーディネーター・デザイナーの安東陽子氏と共に、間仕切りプロジェクトという活動も既に行っている。
そんな岡安氏のつぶやきに対し、自分もなにかできることはないかと考え、彼を中心に、「本当に必要な光とその手法について考える、”Essential Light JP”」
を立ち上げた。
活動の第一発目は、株式会社内田洋行さんに会場を提供いただき、4/27(水)午後(時間調整中)から、照明の仲間たちと共に話合う会合を開催する。自分のできることとして、このプロジェクトの実行をしていきたいと思う。ちなみに、ご興味いただいた方!照明業界の方々も、そうでない方々も、ぜひ、参加・協力・情報拡散をしてもらえるとありがたいです。