iPhoneが照度計になるアプリ、LuxMeter Proがバージョン1.2にアップデートしました。
早速、バージョン1.2の新機能をみてみると、
- Fixed iPhone4 compatibility
- add front camera support for iPhone4
- fix minor bugs
とのこと。
iPhone4に対応し、フロントカメラへの変換機能と、いくつかのバグの修正がされたようです。
でも、前回のブログで書いたように”写真測光法”で照度を出しているのであれば、フロントカメラの意味って照明設計している人には無いのですが、写真撮影をする人だと被写体をカメラに映しながら数値が見れるから、その用途用としてフロントカメラに対応したのでしょうか?
ということで、バージョンアップした画面を確認。
測定画面。
カメラ切り替えのボタンが増えております。
MINOLTAのT-10と照度比較してみました。
測定した環境は事務所の会議机の上。使用している照明器具は埋め込み型FHF32W蛍光灯×2灯 色温度4000Kです。器具設置高さ2200ほど。材質による輝度条件を同じにするため、A4の白い紙を測定面に置き照度を測りました。
見えにくいですが、T-10だと774lux、LuxMeter Proでは、Gain3.72(デフォルト)で245luxでかなり乖離があります。
ちなみに、そのまま机の上で同じ位置を測定すると、Gain3.72(デフォルト)で349luxでした。もしかしたら、黒い照度メーターが写真の中に入っていることによって影響がでているのかもしれません。
T-10の照度測定値に近づける為に、Gainをコントロールしたところ6.28でした。
以上、どの条件の時に、Gainの値をどれだけ調整すればよいのかのデータがそろっていないため、まだまだこれを当てにして照度計として使うには検証が必要のようです。
引き続き、LuxMeter Proのアプリについて検証をしていこうと思っていますが、同じようにこのアプリが”使えるアプリ”になればいいなぁと思われる方がおられましたら、Takibiweb.comにメーリングリストがございますので、ぜひ、登録をお願いします。
目次
LuxMeter Pro 1.2(¥115)
iPhone、iPod touch (4th generation)、iPad 2 Wi-Fi および iPad 2 Wi-Fi + 3G 互換 iOS 4.0 以降が必要