Googleデータスタジオを初めたら照明制御にもつながると思った件

カグア!の吉田さんが、Googleデータスタジオについてブログで紹介していました。

Googleデータスタジオの使い方

アクセス解析はもちろんですがそれ以外のデータや指標なども含めて自動的に指標を表示するレポートを作成できることは、ウェブを運営する上でとても便利なことだと思ったので自分でも試しみました。

当初はGoogleデータスタジオの始め方のつもりで記事を書いていたのですが、途中で自分の本業の照明制御にも関連するのでは?と思い、タイトルを変更しました。

Googleデータスタジオと照明制御というキーワードに反応してこの記事を訪れた方は、一番最後のまとめまでスクロールしてください。

目次

Googleデータスタジオとは

Data Studio (beta) | Data Visualization & Reporting | Try It For Free – Google

Beautiful data stories start here.

Google Data Studio (beta) provides everything you need to turn your data into beautiful, informative reports that are easy to read, easy to share, and fully customizable. Data Studio lets you create up to 5 custom reports with unlimited editing and sharing. All for free — currently only available in the U.S.

Googleデータスタジオとは、「Beautiful data stories start here.」と書かれているとおりデータから導き出される物語を美しく見せる為のツールで、私達の必要とするデータを読みやすく美しく有益にして共有するためのツールとのこと。

一言で言うと「データを美しくわかりやすくするためのツール」ということですね。

もちろんGoogleデータスタジオはツールなのでそのツールを使ってできる成果物は作成者のスキルに依存します。GoogleAnalyticsでさえもデフォルトで使っている私にとってGoogleデータスタジオはさらに得体のしれないものなのですが、まずはチャレンジでやってみたいと思います。

Googleデータスタジオベータ版を使ってみる

まずはGoogleデータスタジオのサイトへ移動。

Google データスタジオ

Googleデータスタジオ

すると、ふつうに「Googleデータスタジオベータ版」の画面が表示されました。

Googleデータスタジオ

ここで右下にある青い+の丸をクリックすると利用規約に同意をもとめる画面が表示されます。

Googleデータスタジオ

規約に同意すると、すぐにGoogleデータスタジオが使えるようになります。

無題のレポート

レポートに追加するデータソースを追加という画面が表示されているので、とりあえず[sample]Google Analytics Dataをクリックしました。

無題のレポート

こちらでも右下の「レポートに追加」をクリック

許可のリクエスト

GoogleデータスタジオのデータはGoogleドライブに保存されるようなので、Googleドライブへのアクセス確認があります。もちろん「許可」

無題のレポート

すると、画像の様にアイコンが表示されるようになりました。

無題のレポート

ページにグラフを追加しましょう。
ツールバーからグラフの種類を選択して、ページ上に四角形を書きます。

と書かれているので、言われたとおりマウスでレポート上に四角いエリアをつくるとその中にグラフが表示されました。

ちなみに、これは自分のGoogleAnalyticsアカウントと連携したのかとおもったら、[sample]Google Analytics Dataとなっているので最初から用意されているサンプルデータでした。

当然、自分のGoogleAnalyticsアカウントのデータを取り込まなきゃ始まらないですよね。

GoogleAnalyticsアカウントのデータを追加

無題のレポート

自分のGoogleAnalyticsアカウントのデータを追加するには、右下にある「新しいデータソースを作成」をクリックします。

無題のレポート

Googleデータスタジオは、GoogleAnalyticsだけでなく、AdWords、アトリビューション360、BigQuery,Cloud SQL、Googleスプレッドシート, MySQL, YouTubeアナリティクスなどをデータソースとして読み込めるようです。

イメージ的にはサーバーやクラウド上にあるデータで自分がコントロールできるものはたいがい取り込めそうな感じ。

私の本業は照明なのですが、DALIというオープンプロトコルを使った照明制御をIBM Bluemixなどのプラットフォームとつなげてやろうとおもっているので、Googleデータスタジオが取り込もうとしているのはマーケティング視点だけにとどまらず、設備を含めもっとかなり大きいものなのかも知れないと思いました。

無題のレポート

脱線しましたが、Googleアナリティクスへのアクセス件を「承認」

許可のリクエスト

こちらで許可。

無題のレポート

取り込みたいサイトのビューを選択し「接続」

無題のレポート

おお!なんかいっぱいでた!

無題のレポート

「レポートに追加」します。

無題のレポート

すると、自分のサイトのGoogleアナリティクスのセッション推移がレポートに追加されました。

まとめ

Googleアナリティクスよりも高度なものというスタートで「Googleデータスタジオ」を使ってみようと思いましたが、デジタルマーケティングだけでなくさらに大きいものを目指しているのかと感じました。

IBMのBluemix、マイクロソフトのAzure、アマゾンのAWSなどのようにGoogleはプラットフォームとよばれるものを出しておりません。

でも、ビジネスの入り口として大きいウェブのアナリティクスをGoogleが握り、その他様々なデータを取り込んだレポートをGoogleデータスタジオでできてしまえば、プラットフォームよりも更に上の存在をGoogleが握れそうです。

ウェブから入っていくとマーケティングが重要ですが、私の本業の照明は実在店舗のマーケティングに影響する設備であるのと同時に、照明を利用するにはエネルギーが必要です。そして、そのエネルギーを消費する照明もIoTなどとよばれる機器やクラウド上にあるデータなどから1台1台個別に制御できる時代がきています。

なので、「Googleデータスタジオ」は、エネルギーのコントロールやスマートシティなどとよばれるように都市のコントロールにつながるものなのかと思いました。

ということで、「Googleデータスタジオ」の勉強に励みます。

↓ 私の本業の照明制御についてはこちら
日本ピー・アイ株式会社